アルバイトなら夜勤で稼げるなどの魅力がある

アルバイトの魅力と注意点

アルバイトで介護の仕事をするメリットとしてまず挙げられるのが、実体験として現場を知ることができるという点です。介護人材の需要が高いので就業しやすい状況ですが、その仕事が自分に合うかどうかは別問題なので、一旦アルバイトとして働いてみて本当に自分に合っているのかを確かめられる点は大きなメリットですね。また、アルバイトとして働いた時間も資格取得に必要な実務経験にカウントされるので、後々資格取得を目指すことになった際に有利に働きますよ。そのため、介護の道に進もうとしている学生などはぜひアルバイトを始めてください。アルバイト代を稼げるだけではなく、そのまま介護の道に進むかどうかの判断材料になるうえに、将来的なキャリアにも良い影響を与えます。
ただし、資格を持っていないアルバイトができる業務は限定されます。専門的な仕事がしたくてもできない点は理解しておきましょう。また、給料が有資格者よりも低くなってしまいますが、これは仕方のないことですね。

夜勤のアルバイトがおすすめ

アルバイトとして介護の仕事を始める人におすすめしたいのが、夜勤の仕事です。夜勤は給与が高く、1回の勤務で15,000円～20,000円ほどもらえますよ。介護職員の平均日給が約10,000円なので、断然夜勤のほうが稼げますね。週2回の勤務でも月100,000円以上は確実にもらえるので、給与を重視する人は特におすすめですよ。また、日中に別の仕事をするダブルワークが可能です。睡眠時間の工夫が必要ですが、ダブルワークによってさらに稼げますよ。
また、一人暮らしの人にとって嬉しいポイントとして、食事が無料で食べられる点が挙げられます。利用者と同じ食事をとることを「検食」と呼び、これも大切な業務の一つなので、仕事としてご飯を食べることができるのです。一人暮らしの人にとって毎月の食費は痛い出費ですが、これが軽減されるのは大きいですよね。
そして、通勤・帰宅ラッシュに巻き込まれなくて済む点も見逃せませんね。朝に出勤して夜に帰宅するという一般の生活リズムとは逆のリズムで働くので、窮屈な思いをせずに毎日を過ごせますよ。

夜勤の注意点

メリットの多い夜勤のアルバイトですが、注意すべき点もあります。まず、生活リズムが昼夜逆転しますので、健康面には十分に注意しましょう。また、日中働いている知り合いと予定を合わせづらくなりますので、趣味や娯楽を楽しむ時間が減るかもしれません。そして、夜勤は日勤と比べると拘束時間が長く人員も少ないため、精神的な負担が大きい傾向にあります。