介護の現場で活躍するパートには主婦が多い

主婦の経験を活かせる

近年は社会全体の高齢化が進んできたこともあり、介護施設がたくさん建設されるようになりました。外を歩くと、デイサービスやグループホームをそこらじゅうで見かけますよね。介護施設が増えたことで、そこで働く職員の需要も高まっており、多くの主婦がパートとして活躍しています。料理をしたり、食事のお手伝いをしたり、過ごしやすい環境を考えて準備したりと、主婦として家庭の中で行っていたことをそのまま仕事に活かせますよ。

たくさん活躍している

介護施設で働いている主婦は多く、施設によっては3分の2以上の職員が主婦のパートで構成されているというケースも少なくありません。家庭と仕事を両立するためには限られた時間のなかでしか働けませんが、日中しか営業していない施設なら問題なく働けますね。デイサービスなどは夕方に利用者が帰宅するので、残業が発生しにくく主婦に人気のようです。また、同じようなバックボーンを持った仲間が多いので、仕事だけではなくプライベートの相談もできるなど、主婦にとって魅力的な職場環境が整っていますよ。

パートが活躍する職場

パートで働ける職場はたくさんあります。なんとなく介護と言えば老人ホームかな？という人が多いかと思いますが、老人ホームにもいくつか種類があります。例えば、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、有料老人ホームなどがあり、それぞれで特徴が違いますよ。最近は、できるだけ普段の生活に近い環境で高齢者が共同生活を送るグループホームが増えてきました。デイサービスやデイケアなどの通所型施設も人気が高く、多くの主婦が活躍していますよ。このように、施設形態には様々な種類があることを覚えておきましょう。

資格は？

介護には様々な資格があります。そのため、専門的な知識や技術を要する仕事ですが、すべての業務に専門性を求められるわけではありません。資格がなくてもOKな求人はたくさんありますよ。もちろん、資格があれば給与や勤務条件などの待遇が良くなるので、働きながら勉強をして資格取得を目指す人も多いようですね。

気になる仕事内容

介護の仕事は高齢者の生活を支えることです。入浴や食事など、生活の中で必要なことを介助するシーンが多く、これらの業務を利用者の状態をみながら行っていきます。ただし、パートのスタッフがこれらの業務をするかどうかは、施設によって異なります。無資格の場合はやれることが限られているので、直接身体に触れる介護は行わず、レクリエーションのお手伝いや部屋の掃除などを任されるでしょう。